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アンティーク家具の最大の魅力とは、 時間が経っているモノが持つ深い味わいや雰囲気です。
それをパティーナ(=Patina/時間をかけてできた古艶)と言います。
変化する経過に美しさを見いだすことは、日本人的な「侘び」や「寂び」といった美意識にも通じます。
茶の湯や俳諧や能楽と、西洋アンティーク。 洋の東西は違えど、先人たちはその根底に共通する美意識を持っていたのでしょう。
アンティークと呼ばれる家具も、初めからアンティークだったわけではありません。
作られたその当時は新品でした。
愛着をもって何代にも渡り受け継がれ、いつしかその積み重ねがパティーナとなっていったのです。 |
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アンティーク家具における古艶=パティーナは、新たな塗装によって作り出せるものではありません。
100年の時間をかけてこつこつと作り上げられてきたパティーナは、
100年の経年によってのみ生み出されたものです。
当店ではこういった経年変化によって得られた味わいを大切にしたいと考えております。
塗り直しがいけない、ということではありません。
当店でもご要望に応じて伝統的なフレンチポリッシュで再塗装することもあります。
しかし再塗装された面は、ある意味では新品と言えます。
それらしい色に合わせることはできても、 100年の経年変化と同じ味わいまでを作り出すことはできません。
アンティークらしさを楽しんで頂きたいという思いから、 むやみに再塗装をする必要は無いと考えております。 |
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もちろん、汚れとパティーナは別ものです。
あくまでも実用品ですから、グラグラやガタガタしていてもいけません。
商品はすべて当店にてメンテナンス済みです。
アンティークらしさと実用性を両立したメンテナンスを施しております。
必要とあらば、現代の生活空間に合わせたリメイクなども承ります。
古いままの状態でありながらも、塗装を含めたコンディションは痛んでいない物。
こういった物にこそ、最もアンティークらしさを感じることができると考えられます。
現地での仕入れの際から、そういった良好なコンディションの物を探すように心がけております。
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アンティークの魅力の1つに、「歴史への参加」という楽しみ方があります。
自分が生まれるよりも前に作り出されたモノが、
様々な人の愛着や想い出などを折り重ねながら、 永い時間の中を受け継がれ、
いまや遠く離れて自分の手元に巡ってきた。
まるで先人から渡されたバトンを受け取り、そして次代に引き継いでゆくかのように、
自分もモノを介して歴史に参加している。・・・という考え方です。
古艶にそんな想いを馳せてみてください。
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