
Antiques DejaVU


アンティーク デジャヴ
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こっぽく堂
アンティーク家具
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バニスター・バルーンバック・ウインザーチェアー
通常価格 ¥165,000 JPY通常価格単価 / あたり -
カブリオールレッグチェアー(2脚組)
通常価格 ¥209,000 JPY通常価格単価 / あたり -
フレンチ・ローテーブル
通常価格 ¥63,800 JPY通常価格単価 / あたり
アンティーク雑貨
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ヴィクトリアン・タンカード
通常価格 ¥44,000 JPY通常価格単価 / あたり -
ピアッシング装飾コンポート
通常価格 ¥33,000 JPY通常価格単価 / あたり
アンティーク調度品
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売り切れ
クランベリーガラス・ランプシェード
通常価格 ¥0 JPY通常価格単価 / あたり売り切れ
アンティークその他
Owner's Choice
Blog
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胴吹き桜
店から200mくらいにある池田公園は、春になるとソメイヨシノがたくさん咲く公園です。満開の時期には、シートを広げてお花見をしている方もいます。 「何部咲きくらいかな?」と様子を見に行ってみたところ、開花しているものと蕾のものが混在している“咲き始め”の頃合いでした。明日からまた寒くなるようなので、来週末くらいが満開の頃でしょうか。 ソメイヨシノは日本を代表する桜の品種で、淡い紅色の花が一斉に咲いて散ります。その名称は、江戸時代末期の染井村(現在の東京都豊島区の巣鴨から駒込あたり)の発祥に由来します。 園芸の里である染井村には多くの植木職人や造園師が住んでおり、園芸の技術向上や花木の品種改良に励んでいました。ある植木職人によって、エドヒガンとオオシマサクラを配合させた新しい桜が作り出されました。それは桜の名所として名高い大和国の吉野山にちなんで「吉野桜」と名付けて売り出し、全国へ広まりました。吉野山に多いヤマザクラと混同される恐れから、1900年に博物学者の藤野寄命によって「染井吉野」と名付けられました。 接ぎ木に適し環境適応性も高いことから、明治時代以降全国で植樹されました。現在は北海道の一部と沖縄を除くほぼ全国に分布し、全国の桜の約80%がソメイヨシノと言われています。そうしたことから、現代の多くの日本人は桜と言えばソメイヨシノをイメージするようになりました。 春の象徴とも言えるソメイヨシノの、開花直前の姿が小粋で可愛らしかったので撮ってみました。私・・・枝に咲く桜ももちろん好きなのですが、なぜか幹に咲く桜のほうに目が行ってしまいます。 幹に花が咲くこの現象は「胴吹き桜(どうぶきざくら)」と呼ばれ、樹齢を重ねた老木でよく見られる現象のようです。桜は老木になってくると、葉で光合成をする力や根から栄養を取る力が衰えてきてしまい、土台である幹に栄養が回りにくくなってくるのだとか。そこで老桜は、少しでも多くのエネルギー確保を図ろうと、既存の枝だけでなく幹からも直接花を咲かせるのだそうです。 胴吹き桜は、桜の木を守るためにどの枝よりも早く花をつけ、他の花が散ってもなお遅くまで咲き続けるそうで、そこに老桜の生命力と気骨のようなものを感じることができますね。 枝には、春の使者・シジュウカラがとまって、ツツピー、ツツピーと囀っていました。その地面には、春の風物詩・タンポポが黄色い花を咲かせていました。そんな感じで公園は春の訪れで賑わっていました。 さて、あとで桜餅でも頂きましょうか。
胴吹き桜
店から200mくらいにある池田公園は、春になるとソメイヨシノがたくさん咲く公園です。満開の時期には、シートを広げてお花見をしている方もいます。 「何部咲きくらいかな?」と様子を見に行ってみたところ、開花しているものと蕾のものが混在している“咲き始め”の頃合いでした。明日からまた寒くなるようなので、来週末くらいが満開の頃でしょうか。 ソメイヨシノは日本を代表する桜の品種で、淡い紅色の花が一斉に咲いて散ります。その名称は、江戸時代末期の染井村(現在の東京都豊島区の巣鴨から駒込あたり)の発祥に由来します。 園芸の里である染井村には多くの植木職人や造園師が住んでおり、園芸の技術向上や花木の品種改良に励んでいました。ある植木職人によって、エドヒガンとオオシマサクラを配合させた新しい桜が作り出されました。それは桜の名所として名高い大和国の吉野山にちなんで「吉野桜」と名付けて売り出し、全国へ広まりました。吉野山に多いヤマザクラと混同される恐れから、1900年に博物学者の藤野寄命によって「染井吉野」と名付けられました。 接ぎ木に適し環境適応性も高いことから、明治時代以降全国で植樹されました。現在は北海道の一部と沖縄を除くほぼ全国に分布し、全国の桜の約80%がソメイヨシノと言われています。そうしたことから、現代の多くの日本人は桜と言えばソメイヨシノをイメージするようになりました。 春の象徴とも言えるソメイヨシノの、開花直前の姿が小粋で可愛らしかったので撮ってみました。私・・・枝に咲く桜ももちろん好きなのですが、なぜか幹に咲く桜のほうに目が行ってしまいます。 幹に花が咲くこの現象は「胴吹き桜(どうぶきざくら)」と呼ばれ、樹齢を重ねた老木でよく見られる現象のようです。桜は老木になってくると、葉で光合成をする力や根から栄養を取る力が衰えてきてしまい、土台である幹に栄養が回りにくくなってくるのだとか。そこで老桜は、少しでも多くのエネルギー確保を図ろうと、既存の枝だけでなく幹からも直接花を咲かせるのだそうです。 胴吹き桜は、桜の木を守るためにどの枝よりも早く花をつけ、他の花が散ってもなお遅くまで咲き続けるそうで、そこに老桜の生命力と気骨のようなものを感じることができますね。 枝には、春の使者・シジュウカラがとまって、ツツピー、ツツピーと囀っていました。その地面には、春の風物詩・タンポポが黄色い花を咲かせていました。そんな感じで公園は春の訪れで賑わっていました。 さて、あとで桜餅でも頂きましょうか。
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八重桜?
こちらは近隣に咲く桜です(八重桜?)。 まだちらほらと蕾も見られますが、ほぼ満開の頃合いでしょう。可愛らしくふっくらとした姿は、前述の河津桜とはまた違った魅力を持っていますね。(なんという名前の桜なのかご存じの方がおられたら教えてください。) 「桜」はバラ科サクラ亜科サクラ属の落葉広葉樹の総称です。そして、現在日本で見られる桜の種類は500種以上もあるのだそうです。 桜といえば染井吉野を思い浮かべてしまいますよね。店舗のすぐ脇に染井吉野が生えているのですが、3月下旬から4月上旬が開花時期なので、まだまだ開花の様子は見られませんでした。染井吉野が開花する頃には寒さも落ち着いて、本格的な春の訪れとなります。春らしい陽気とともに、その咲きっぷりと散りっぷりを楽しめることでしょう。 なんだかんだで、毎年の桜を楽しみにしている自分がいます。そんな方って多いのではないでしょうか。私たち日本人が愛してやまない桜は、古代から日本の文化や伝統と深く結びついて、日本人の精神や価値観に深く影響を与えてきました。長い冬を超えて迎える春の訪れに希望や絆を覚え、その美しさと儚さに無常の概念を思い起させてくれる桜は、日本人にとって単なる花以上の存在なのかもしれません。
八重桜?
こちらは近隣に咲く桜です(八重桜?)。 まだちらほらと蕾も見られますが、ほぼ満開の頃合いでしょう。可愛らしくふっくらとした姿は、前述の河津桜とはまた違った魅力を持っていますね。(なんという名前の桜なのかご存じの方がおられたら教えてください。) 「桜」はバラ科サクラ亜科サクラ属の落葉広葉樹の総称です。そして、現在日本で見られる桜の種類は500種以上もあるのだそうです。 桜といえば染井吉野を思い浮かべてしまいますよね。店舗のすぐ脇に染井吉野が生えているのですが、3月下旬から4月上旬が開花時期なので、まだまだ開花の様子は見られませんでした。染井吉野が開花する頃には寒さも落ち着いて、本格的な春の訪れとなります。春らしい陽気とともに、その咲きっぷりと散りっぷりを楽しめることでしょう。 なんだかんだで、毎年の桜を楽しみにしている自分がいます。そんな方って多いのではないでしょうか。私たち日本人が愛してやまない桜は、古代から日本の文化や伝統と深く結びついて、日本人の精神や価値観に深く影響を与えてきました。長い冬を超えて迎える春の訪れに希望や絆を覚え、その美しさと儚さに無常の概念を思い起させてくれる桜は、日本人にとって単なる花以上の存在なのかもしれません。
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河津桜
近隣にある静岡県立大学小鹿キャンパスの側道を通りかかったところ、建物と建物の間に「河津桜」が咲いていました。 満開を少しだけ越えた頃合いでしょうか。若葉が目立ち始めていましたが、ギリギリ見ごろに間に合ったタイミングだったと思います。 早咲きの品種である河津桜ですが、寒さの影響から昨年より2週間ほど開花時期が遅れているそうです。例年どおりなら見ごろの時期は過ぎていたかもしれませんので、ラッキーな発見となってくれました。来年はもっと早目に見に来てみようと思います。 それにしても、今まで何度もこの道を通っていたにもかかわらず、こんなところに河津桜が咲いているなんてまったく気づきませんでした。長く居る地域であっても、こうした新しい発見はまだまだあるものです。興味や関心のアンテナを広げておく姿勢を忘れてはいけませんね。
河津桜
近隣にある静岡県立大学小鹿キャンパスの側道を通りかかったところ、建物と建物の間に「河津桜」が咲いていました。 満開を少しだけ越えた頃合いでしょうか。若葉が目立ち始めていましたが、ギリギリ見ごろに間に合ったタイミングだったと思います。 早咲きの品種である河津桜ですが、寒さの影響から昨年より2週間ほど開花時期が遅れているそうです。例年どおりなら見ごろの時期は過ぎていたかもしれませんので、ラッキーな発見となってくれました。来年はもっと早目に見に来てみようと思います。 それにしても、今まで何度もこの道を通っていたにもかかわらず、こんなところに河津桜が咲いているなんてまったく気づきませんでした。長く居る地域であっても、こうした新しい発見はまだまだあるものです。興味や関心のアンテナを広げておく姿勢を忘れてはいけませんね。